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胃の病気

人間にとって、病気は誰にも逃れることの出来ない苦しみの一つであると昔から言われています。医学は、全ての人を病気の苦しみから解放するために生まれた技術だといえるでしょう。胃の病気における、医学の進歩とはどのようなものなのでしょうか? 幾つかの実例を交えて、胃の病気を解説していきます。

胃の病気と闘うために

一口に「胃の病気」といっても、胃癌のような重いものから胃もたれなどの軽いものまで存在しています。しかし、胃の病気は軽重を問わない共通の悩みを抱えています。それが「食事への制限」です。食べたいものが食べられず、場合によっては点滴で栄養を摂取しなければならないことだってあるのです。

胃による消化

胃は、人間の身体の中で唯一大きく形を変えることの出来る臓器といわれています。これは食道から送り込まれた食べ物を、数時間かけて消化できるように蓄積するためです。
胃は拡大と収縮を繰り返す「蠕動運動」を行いながら胃液を分泌し、食べ物をドロドロの液状に変えて十二指腸へ送り込みます。
胃液は塩酸とたんぱく質を分解する消化酵素が含まれた酸性の液体で、胃の中で食べ物が腐敗しにくいようにする働きも持っています。

胃の病気と消化の関係

胃が行う消化のシステムは、胃の病気の原因にもなります。特に胃液は、強い酸性の液体でもあるので、食べ物と化学反応を起こすことがあるのです。
また、胃の細胞は胃粘膜が分泌される胃粘液によって防護されているので、普段は胃液で傷つくことはないのですが、胃粘膜が不調のときは胃液で傷つくことがあります。

胃の病気に関わる医学の進歩

胃の病気を治すのには、外科的な方法と内科的な方法があります。
外科的な方法では、胃カメラを使い胃粘膜の状態を視認することが一般的です。
内科的な方法では、症状に対応する薬を処方して治療を進めます
。これらの方法には、先人たちの努力があったからなのです。

胃薬を知る

胃薬は風邪薬などと並んで常備薬のレギュラーと言えます。しかし、胃薬の作用を知らずに使うと逆に胃の調子を悪くすることもあるのです。
胃薬の働きは、「胃の蠕動運動を促す」「胃液の分泌を促す」「胃粘液の分泌を増やす」「胃液の分泌を抑える」などの症状ごとに分類されます。
つまり、胃酸過多の状態に「胃液の分泌を促す」胃薬を飲んだら逆効果になってしまうということです。

胃カメラを知る

胃カメラは、飲み込む時に異物感を感じて吐きそうになるという欠点があるものの、胃の検査には非常に有効な手段であるといえます。このような胃の内部を視認できる胃カメラは、1950年に日本で開発されたものが最初であるといえます。
最初の胃カメラは、文字通り「胃の中を写真撮影できるカメラ」だったのですが、技術革新が進みリアルタイムの映像を見ることが出来るようになったのです。
現在、胃カメラなどの内視鏡の中で注目されているのが「カプセル内視鏡」です。薬のカプセルと同じ大きさで飲み込みやすく、内視鏡では行き届かなかった小腸の検査などにも使えるのが特徴です。
まだ胃の検査ではカプセル内視鏡は実用化されていませんが近い将来、胃の検査に使えるものが出てくることは間違いないでしょう。

胃の病気の元・ピロリ菌

「ピロリ菌」という細菌をご存知でしょうか。音感の面白さから、無害な印象を受けるかもしれませんが、このピロリ菌こそが胃や腸の病気の犯人なのです。
ピロリ菌は、正式には「ヘリコバクター・ピロリ」といい、ラテン語で「幽門に住むらせん状の菌」という意味があります。その名の通り、螺旋状の身体を持っていて胃の出口である幽門に生息しています。
通常、細菌は胃液の酸に弱いのですが、ピロリ菌は胃の内部に発生した尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解する酵素を体内に持っていて、このアンモニアで酸を中和することで胃の中での生息を可能にしているのです。
ピロリ菌の保菌者は胃潰瘍や十二指腸潰瘍を発症するリスクが高く、場合によっては胃がんなどを引き起こすことがあります。

ピロリ菌にまつわるエピソード

このピロリ菌は、19世紀末から20世紀初頭に発見されていたものの、1983年のウォレンとマーシャルによる再発見までは省みられることはありませんでした。
オーストラリアの医者であるウォレンとマーシャルは、患者の胃の組織からピロリ菌を培養することに成功しました。
二人は、「ピロリ菌こそが胃腸の病気の原因である」という仮説を学会に発表します。しかし、当時は「胃腸の病気はストレスが原因である」という説が根強く、二人の仮説は疑問の目で迎えられることになります。
そこで、マーシャルは培養したピロリ菌を飲み込んで発症するかを確認する実験を自分の身体で行ったのです。
この後、マーシャルは胃炎を発症し、マーシャルに続いて自分の身体で実験を行ったニュージーランドのモリスも胃炎を発症するという結果が出たのです。
この二人の医者の身体を省みない実験によってピロリ菌の人体に及ぼす影響が確認され、後にマーシャルとウォレンはノーベル生理学・医学賞を授与することになります。

確実なピロリ菌対策は?

ピロリ菌による胃腸の病気の発症リスクを下げるためには、専門医によるピロリ菌除去が有効です。しかし、現在の除去成功率は約60〜70%程度に落ち込んでいるようです。
また、特定食品でピロリ菌の活動を抑制できるという報告もありますが確実なピロリ菌対策はまだ無いといわざるを得ません。

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